1月16日【そば打ちワークショップ】

こんにちは!3年19期ゆうとです!
今年は暖冬だな〜なんて思っていましたが急に寒くなりましたね。
僕の周りでは風邪がすごく流行り始めました。皆さん体調管理には十分気をつけてください。

さて本題に入ります!
今回のゼミは、一般社団法人全麺協のご協力のもと、新年恒例となっているそば打ちワークショップを行いました!

僕は今回初めてそば打ちを経験しました。皆さんもそば打ちをしたことがある方は少ないのではないでしょうか?

とうことで、まずはそば打ちの手順から説明します

そば打ちの手順はいたってシンプル!
①そば粉と小麦を混ぜ合わせる
②こねて塊に
③うすーく伸ばす
④麺状に切る

たったこれだけ!!
すごく簡単そうに思えますよね??でも実際体験してみると本当に難しい。

こねて塊にするにも、そばが乾燥してしまう。均等に伸ばすにも力加減がうまくいかず凸凹。切るにいたってはうどんになってしまう人が多くいました笑

全麺協の方のそば打ちは洗練された文化的な伝統を感じさせるものでした。
動作はしなやかというかなんというか、、、 言語化するのは難しいですが、動作の1つ1つが流れるようであり、丁寧で美しさを感じました。最後の発表でも音や所作、リズムに注目したグループが複数あったのも頷けます。

また全麺協の方が作ったそばを見たとき、自分たちがつくったものとの違いに驚きました。そばの形状もそうですが麺の艶が全く違う。味に関してもコシの強さや香りの広がり方が全く異なるものでした。
全面協会の方の技から、日本文化の「和」を基調とした美しさ、趣的なものを感じ、日本文化の良さを改めて実感することができました。

そば打ちの後は『そば打ちを広めるためにはどうしたら良いか』についてグループで話し合い、意見をまとめて発表しました。

そばに馴染みのない若者にはどうしたら興味を持ってもらえるか、インバウンド増加に伴い外国人にどうしたらそば打ちの良さを知ってもらえるかを考えて、様々な案が出されました。
このワークを通して、日本文化の現状を考える良い機会となりました。そば打ちという食文化は継承者不足や日本人のそば離れから衰退しています。グローバリゼーションとダイバーシティという潮流の中で、そば打ちに限らず日本の伝統文化をそのままの形で継承することは難しくなっています。

しかし、たとえばトガプロが限界集落と呼ばれる地域の魅力・資源を発見・発信して都市生活者にアピールしていこうとしているのと同じように、このワークショップでも、そば打ちの食文化としての魅力の源泉を再確認した上で、残すべき部分と変えるべき部分を意識的に捉えようとする視点の重要性を感じました。

今年度のゼミも次回で最後になります。この一年を振り返ると辛いこと、放り投げてしまいたいこともありました。しかしそこから多くの学びを得ることができました。ゼミに入る前と比べて格段に成長していると感じることができています。牛島ゼミに入れたこと、素晴らしい仲間や先輩方と活動できたことを本当に誇らしく思います。

2年生でまだゼミ選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。三田での生活をどうしたいか、どのような自分になりたいかよく考えて悔いのないゼミ選びをしてほしいと心から思います。
その選択の中に牛島ゼミがあったら嬉しいです笑
2年生の皆さん、ゼミ選びと選考準備頑張ってください!!

次回のブログはどもんです!乞うご期待!!