こんにちは!14期のかほです。
今日は日吉キャンパスにてオープンゼミを行い、3年生がディベートの試合をしました!
10月のディベートリーグから早くも2か月が経とうとしている今、忘れかけていた感覚を呼び戻しながら、「久しぶりのこの感じ、懐かしいなー」と思いながら、今日のために準備を進めてきました。
まずはディベートについて、そして今回のテーマになっている田中角栄の『日本列島改造論』についての説明があり、試合開始です!
さて、2年生の皆さんは試合の流れをきちんと把握することが出来たでしょうか???
試合の山場となるフリーディスカッションでは、肯定側立論から否定側反駁へ、また否定側立論から肯定側反駁、さらに肯定側立論へ…と次々と議論が移っていきましたね。
去年の私は、資料を目で追うだけで精一杯でした。笑
なぜこんなに議論が変わっていくのか?
先生からも解説があったかと思いますが、ディベートでは、相手から言われたことにただ反論するだけでは勝てません。相手より一枚上手に出るためには、相手に反論し、自分たちの論の正当性を主張した上で、さらに相手の論の矛盾を指摘してしなくてはいけません。
いかに相手の論が誤っているか、そして自分たちの論が正しいかを主張する。
これをスマートにこなしている人を見ると、ディベートが上手だな~と思うわけです。素敵ですね。
去年の私は、そんな風にスマートに議論をこなす先輩たちを見て「こんな風になりたいな。」と憧れたものです。(それが牛島ゼミを志望した理由のひとつでもあります。)
そして同時に、「自分に出来るのかな。」と不安な気持ちになりました。
2年生の皆さんの中にも、もしかしたら私と同じように感じた人がいるかもしれません。
ディベートなんてやったことないし、こんなにグラフだらけの資料作ったことないし、日本列島改造論なんて知らないし、どうしよー!と。
はじめはみんな、そんなものです。(たぶん)
それでも半年で、ここまで来ました。
そしてここに至るまでにやったことと言えば、ただ地道な準備のみ。(ディベートは、準備あるのみ!)
試合はたったの72分間。
でもその裏で、その何倍もの時間をかけて準備をしています。
立論を作って、反駁を作って、その間に何度もぶつかり、議論を重ねます。
作戦を練って、練習をして、出来る限り不安をなくすために、みんなの意識を共有します。
そうしてディベートの試合は出来上がります。
試合という結果ももちろん大切なのですが、準備という長い過程があることも知っていてほしいなと思います。
アイデアを出すのが上手な人、資料を探すのが上手な人、意見をまとめるのが上手な人、
それを形にするのが上手な人、客観的に見るのが上手な人、臨機応変に発言するのが上手な人、
みんなそれぞれの力を発揮出来る場面が、どこかにあるはずです。
というわけで、
ディベートに少々不安あり。という人にも、ぜひ積極的選択をしてもらえたらと思っています。
最後になりますが、試合の結果は否定側の勝利でした!おめでとう!