慶應義塾大学 商学部 牛島利明研究会

» 16期テーマブログ⑦【プロジェクト編その4】~プロジェクト立ち上げの難しさ~

12月 26, 2017 by     No Comments    Posted under: 2018年度入ゼミブログ

お久しぶりです。そして、はじめまして。

16期のヒョンスです。

4年生の振り返りシリーズも7回目となりました。

今回は、Future Design Project(以下FDPとします)という新しいソーシャルプロジェクトを立ち上げる挑戦をしながら感じた自分の経験に関しての記事です。

牛島ゼミでは、先生がテーマやフィールドを設定するプロジェクト、学外の方からのお誘いで始まるプロジェクトがありますが、先生との相談の上で条件を満たせば、ゼミ員が仲間を募って新しいプロジェクトを始めることも可能です。自分が関心を持っていたテーマで新しいプロジェクトを形にしてみたい。そう思って私が立ち上げたのがFDPでした。

自分がFDPを立ち上げる際に経験したことをブログに書いてほしいと頼まれたとき、果たして自分の経験を伝えた方が良いのかとすごく悩みました。なぜ悩んだのかというと、自分がFDP立ち上げで経験したことは、「社会の厳しさ」と「自分の無能さ」だったためです。

ソーシャルプロジェクトでは自分たちの問題意識を基に、その問題を解決するための活動を行っています。その中でFDPは、人々が「自分らしさを考え、自分のありたい姿を実現できる社会」を実現することを目標にし、今年度は、養護施設の子供たちなどをはじめとする中高生に進学・職業選択の幅を広げるプログラムを開発する活動などを行っていきます。

こう説明すれば、たぶん、多くの2年生の皆さんには格好良く、面白そうに聞こえるでしょう。

僕もまったくそのような考えを持っていました。ぶっちゃけ言って、今まで大体の事はそれなりにうまくこなしてきたという自信があったので、4年生になった当時は新しいプロジェクトを立ち上げることも頑張れば何とかできるだろうと、甘い考えをもっていました。

でも、普通に考えてみると、現在存在している「社会の問題」を解決することは、そんなに簡単なことではなかったんです。(まあそんなに簡単だったら、その問題がいまだに存在しているわけないですよね笑)

その問題があって何が悪いのか、本当に悪いのか、誰がその問題が原因で被害を受けているのか、その問題を起こしている原因は何か、原因の中で解決すべき真因は何か、どこで、誰と、どうやって解決するのか、問題が解決されている世界はどのような世界なのか、自分は何ができるのか、誰を巻き込むべきか、人々をどうやって動かすのかなどなど。

ある程度軌道に乗っている既存のプロジェクトとは違い、今年始めた新規プロジェクトだからこそ、問題の定義や、人々を巻き込むのがとても難しく、最後にはそもそものスタート地点であるはずの「何が問題なのか、どうして問題なのか」ということまで分からなくなりました。

新しいレールを作るということは、考えるべきことも多く、予想通りにも進まず、自分にとっては辛い経験でした。だから自分にとって、2017年は「世の中、そんな思い通りに行かないぞ」という年として刻まれているのです。

でも、「新しいことを生み出すことの辛さ」という経験をしても、私は自分の考えを、問題意識を、解決するための活動をあきらめてはいません。

なぜなら、この1年を通して、2つの学びを得たからです。

1つ目は、自分が感じた問題意識は自分じゃないと、誰も解決してくれないということ。

2つ目は、自分がやりたいことをやっている時に出会える世界ってわくわくする世界だということ。

だから自分は今、起業という新しいものを作り出す挑戦をしています。

今回の記事は、だから、君たちも新しいものを作れ!という記事ではありません(むしろ逆です笑)

皆さんに伝えたかったのは、世の中そんなに甘くないからといって自分がやりたいことをやらないと、既存のレールに乗るにしても、新しいレールを作るにしても、めっちゃくちゃつらいから、自分がやりたいことをやってほしいということです。

皆さんは、今、考えるだけで心が熱くなることをもっていますか?

詳しい話を聞きたいという方は、第3回ゼミ説とかで直接聞いてみてください!それでは!

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