めぐるめ振り返り②「人を巻き込むために」

こんにちは!めぐるめプロジェクト16期のことみです。

私はめぐるめの活動を通して、実社会で人を巻き込む企画を行うためには、自分たちの目的・出来ること・社会が求めていることを考えることが重要であると学びました。

「普段意識しない視点から改めて食の在り方を考えてもらい、味ではなく食の楽しさや喜びを感じてもらう」というめぐるめの活動目的のために、大学生として、めぐるめとして、商学部として、自分たちがどのようなことが出来るのかを考えました。

まず、里芋栽培へどのような想いを抱いているのか、消費者に何を伝えたいのかなど、生産者の思いを知るために、直接話を聞きに行き、栽培の手伝いや料理をして食べるなど実際の生産者さんの仕事や生活を体験しました。

その経験を通して感じた生産者さんの想いを伝えるために、里芋を使ったお菓子の詰め合わせを販売するために、製粉業者・3軒のお菓子屋さん・イベント関係者の方に協力してもらおうと働きかけました。

しかし、自分たちが世の中にとっていいと思って考えただけでは人を巻き込むことは難しく、協力してもらう人にとってメリットや賛同したいと思うポイントがないと動いてもらえないことを身に染みて感じました。

これが実社会で社会人の方と関わりながら、活動する難しさだな~と感じました。

 

立場も考えも全然違う方に協力してもらうために相手のニーズやメリットになることを考えました。例えばお菓子屋さんにとって新たな商品のアイデアを生むきっかけ作りになればと、お菓子屋さん同士や農家さんとのつながりを作ったり、私たち学生から様々な案を出したりしました。

 

また、お菓子の詰め合わせ販売の企画を考える際は常にターゲットの視点から、詰め合わせのパッケージデザインやリーフレットの文章、広報の仕方、値段、販売方法などを考えました。

無事、詰め合わせを商品化出来、富山や東京でのイベントで販売し、完売することが出来ました!!

 

人を巻き込むためには、自分の目的や出来ることを考え、社会が求めていることを探りながら、この3点を満たす企画を考える必要があると学び、難しいな~と感じました。

でも、私たちの活動を喜んでくれる人や、応援し協力してくださる人に出会うことはとてもうれしく、エネルギーをもらえたり、様々な人の考えに触れることで多くのことを学びました。

 

今後も、より多くの人に食の楽しさや喜びを伝えるために、様々な人を巻き込んで活動していきたいです!!