KEIOフットサルアドベンチャー2016を終えて

こんにちは!
15期のあきらです。

皆さん、突然ですが、KEIOフットサルアドベンチャー(以下KFAと略させて頂きます)というイベントをご存知でしょうか?
KFAとはサッカー、フットサルといったスポーツを通じて、参加者同士で混ざり合ってもらうことや、今まで巡り合ってこなかったスポーツからスポーツに対する新たな気付きを得てもらうことなどを理念として掲げているイベントです。
このKFAが先日10月1日に開催されました。当日は多くの牛島ゼミ生も運営スタッフとして協力してくれました。

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イベントの詳しい内容を説明すると長くなってしまうので、詳細等は以下のHPやFacebookページに記載されているので、是非それをご覧頂ければと思います。
【HP】https://keiofutsaladventure.wordpress.com/
【Facebookページ】https://www.facebook.com/KeioFA
私はこのイベントの実行委員長を務めていました。
そこで今回は私が実行委員長としてKFAに携わってきた中で、2点、印象深かったことを書かせて頂こうと思います。

今回KFAの企画・運営をしていく中で、KFAのフットサル大会に出場するCPサッカー(脳性麻痺者のサッカー)チームとデフサッカー(聴覚障がい者のサッカー)チームの練習にお邪魔する機会がありました。

その時に「人々がスポーツを介することで混ざり合うことができる」理由がわかった気がしました。

CPサッカーとデフサッカーのチーム、どちらの練習の際も「ナイスプレー!」であったり、「このプレーもっとこうした方がいいですよね」といったコミュニケーションが自然と生まれてました。さらに練習が終わった後も「疲れましたね。」「また一緒に楽しくサッカーしましょう。」といった会話で楽しさを分かち合いました。

こういった人と人とが気持ちをシェアしやすい状態にしてくれるのがスポーツの力なのだと、この時改めて思いました。
その状態はスポーツを介せば、男女とか年齢とか健常者・障がい者とか、そういった壁関係なしに生まれるものなのだと、この2つのチームの練習に参加して、そしてKFAを企画していく中で強く感じていきました。
だからこそ「人と人が混ざりあえるツールとしてスポーツは最適」であると思っています。

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そしてKFA当日嬉しかったことがあります。

当日、KFAには私の友人たちも参加していたのですが、その中の一人から、「このイベントでブラインドサッカー初めて観たし、障がい者の人たちと一緒にサッカーなんてしたことなかったから、たくさんの初めての経験が出来て良かった。」という言葉をもらいました。「ブラインドサッカーっていうこういうスポーツなんだ」「障がい者の人もサッカーこんなに上手いんだ」という感想をこの友人は持ったそうです。

どんな気付きでもいいので、何かこのイベントでしか持ち帰れない経験を参加者にしてもらうのがKFAの目標の一つでもあります。この友人もおそらく今回、KFAでしか感じ取れない何かを持ち帰ってくれたのだと思っています。この友人の言葉をもらった時、KFAの目標が少しは達成されていたのだと、そしてKFAを開催して良かったと実感することが出来ました。

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長文になってしまいましたが、私がKFAを運営していく中で最も強く印象に残ったことを2点書かせて頂きました。他にも様々な経験をこのKFAはさせてくれます。

まだ決定はしていませんが、来年度以降もKFAは続いていくことかと思います。この文を見てくださっている皆さんが、参加者側・運営側、どんな形でもいいのでKFAに関わってくれて、スポーツを通じて何か新たな気付きや面白さを発見してくれたら嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。