7月11日サブゼミ後編【本当の価値とは?】

こんにちは!16期のヒョンスです!

もう3回目の記事です(笑)前編の記事はお楽しみいただけましたか?僕にとっては忙しい大学生活の中で忘れていた童心を思い出した楽しい時間でした。

では、トークセッションの話に入りたいと思います。

今回のトークセッションは【金融から観光&農村へ】というタイトルで、社会と経済の関係について話していただきました。

話題は①「ゲストスピーカーさんのキャリア変遷」②「小樽雪あかりの路」③「日本で最も美しい村連合」についてでした。

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まずは1番目の「ゲストスピーカーさんのキャリア変遷」について話したいと思います。

もともと大手外資の金融業界で格付けの仕事をしていたゲストスピーカーさんはある日、村の生活に接し都市との違う価値観に気づきます。その気づきから金融や都市の「経済>社会」という価値観と村の「社会>経済」の中で「本当に大事なことは何か?」について悩み、その結果転職し、今は地方創生関連の仕事をやっているという一連の話を聞き、経済と社会の関係について考える時間を持ちました。

2番目の話題は「小樽雪あかりの路」の話でした。

「小樽雪あかりの路」には毎年冬にokovoというボランティア団体が韓国から来ます。okovoは現在40人前後の人数が毎年ボランティアとして日本に来ていますが、最初はユン・ミンソクさんという韓国人一人だけでした。そのユンさんがネット上で韓国人のボランティアを募集し、ボランティアとしてきた韓国人が今まで日本に対して持っていた偏見に気づき、その気づきを周りへ広めて現在は毎年40人前後の人数が小樽へボランティアとして来るようになったのです。現在は中国人と日本人のボランティア団体が小樽に来て3か国の国際交流の場としての機能も果たしています。

3番目の話題は「日本で最も美しい村連合」の話でした。

最も美しい村連合はフランスで始まった美しい村を後代に残すために保存しよう、観光資源として活用しようとする目的で始まりました。今日本では51町村9地域が参加しています。1番目の話にもつながる話ですがゲストスピーカーさんは「日本で最も美しい村」連合に関わったことが経済と社会の関係を考えるようになったきっかけであったそうです。

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僕が今回のトークセッションで感じたのは「価値観の相対性」でした。

僕は根っからの都会っ子で、競争で勝つことや自分がどれだけ大きい利益を得られるかが価値判断の基準でした。しかし、中学生の時ボランティア活動を始め、世の中で「本当に大事なことは何か」を考えるようになり、競争や利益だけではなく、より大事なことがあるのではないかと思って生きてきました。今回のトークセッションは僕の考えを改めて確認するきっかけになりました。

皆さんは生きていく上で一番大事な価値は何だと思いますか?

お金や競争で勝つこと以外に、世の中にはより大事な価値があるのではないでしょうか?

この質問を挙げて、今回は終わりたいと思います!