4/19【役職決め&ピープルデザイン研究室】

こんばんは!先日誕生日を迎えたばかりの12期のゆうたっちです!

今日の本ゼミでは、4限に役職決めを行いました。
代表はお互いのことをよく知ってから決めようということで、今回は代表以外の役職を決定しました。11期の先輩方にそれぞれの役職説明を兼ねた1分間の自己紹介を行ってもらい、12期一人ひとりが、自分のやりたい役割を考えて決めていきました。

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また先輩方一人ひとりから、心に響く素晴らしいメッセージをいただいたことで、改めて高倍率の中から選ばれたことを忘れずに向上心を持って頑張っていこうと思いました!
(個人的にはあやかさんの「妥協するな、自分の頭で考えろ!」がとても心に響きました(笑))

ちなみに、僕は総務という役職をやらさせていただくので、これから楽しいことをいっぱい企画して牛島ゼミ内の親睦を深め、ゼミを充実させていきたいです!よろしくお願いします。

そして続いて5限は、ネクスタイド・エヴォリューション代表の須藤シンジさんをお招きして、People Designに関する講演を行っていただきました。

People Designはハンディキャップを持つ人々を区別することなく、すべての人々が混じり合った社会を実現することを目指しています。

日本に住む私たちは、たとえば小学校などで障害を持つ人たちは別の学級にされるなど、健常者たちが住む“ON STAGE”と、障害者など困難を持つ人々の住む“OFF STAGE”とで、小さい頃からはっきりと分けられて生活してきたと思います。
これは我々が気持ちのどこかに障害者に対してバリアがあるためであり、このバリアは、物理的なものではなく意識の中にある、という須藤さんのお話はとても興味深いものでした。

今までハンディがある人に配慮した商品は「障害者のために」開発され、OFF STAGEで売っていましたが、このPeople Designではハンディを解決する機能をもつ商品を、ON STAGEで売ることで、健常者と障害者が混ざり合うきっかけを作ろうとしてきました。

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(商品は有名デザイナーとのコラボレーションなどとってもファッショナブルでカッコイイ!実際に持ってきていただきました。)

日本人はもともと障害者と接することに慣れていない人が多く、障害者に対して無知なので、日常生活の中で接触してもモジモジしてしまい、どうしても避けてしまいがちです。
このようにならないためには、障害者に対する無知を知にして意識の中のバリアをなくすことが必要で、そのためには障害者も混じった環境で暮らしていくことが大切なんですね。

このように障害者と健常者の境界線はほとんどないとする価値観を自分たち若者に伝え、そしてその子供にまで繋げることこそが、next(次の)tide(潮流)evolution(革新)すなわちネクスタイド・エヴォリューションに込められた想いであると学びました。

普段はハンディを持つ人と接する機会がなく、あまり深く考えてこなかった内容なので、今回はとても貴重なお話を聞くことができ、有意義な時間でした。

須藤さんはとても気さくな方で、5限後も多くの質問に親切に答えていただき、初めて聞く考え方、視点や学ぶこと、感じることがたくさんありました。

牛島ゼミには学外との共同研究プロジェクトで様々な人と出会って経験できる機会があるので、このチャンスを活かして、これからも少しでも多くのことを吸収していきたいです!