11月2日【三田論:ミーティングとフィールドワーク】

こんにちは!15期のかなです!

今日は牛島先生に初めて名字ではなく名前で呼ばれました~!なんだか良いことがありそうです。・・・と、個人的な話は置いておいて本日のゼミを振り返ります。

今日は三田論の作成です。討論を重ねるミーティング班と、社会の現場に出向くフィールドワーク班に分かれて活動しました.

私はミーティング班に参加しましたが、牛島先生からフィードバックをもらう中で、論文完成に向けて克服が必要な課題が二つ、浮かび上がりました。

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一つは、言葉の定義と分類の問題です。

作成中の論文では、古着屋を対象に調査を進めていますが、「リサイクル品」と「古着」の違いとは、「希少性」が指すものとは、曖昧な定義や感覚的な分類では、論文作成の過程で疑問や例外が生じてしまいます。

牛島先生にも度々指摘されてしまいました。

 

さらにもう一つ、ストーリーの欠如という本質的な課題を突き付けられました。

序章から先行研究へ、先行研究から問題提起に、問題提起から仮説立案に、論を生き生きと展開することができずに困っていました。

「資料を読むのではなく、物語として自分の口で話してみなよ。」先生の指摘は、論文そのものをストーリーとして自分の言葉で語れているか、ということでした。

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ストーリー。

牛島ゼミに入ってから何度も耳にしたキーワードです。

誰かの言葉ではなく自分の言葉で語れるか、誰かの問題としてではなく自分の問題として扱えるか、過去の歴史を現代に当てはめて考えることができるか、

何かを物語やストーリーとして捉えるためには、自分のこととして考える必要があると教えられてきました。

 

自分に関わる問題として、自分の体験として、自分の言葉で語れるか。見失っていた「ストーリー」を意識し、三田論の完成に向けて頑張っていきます。