【13期ゼミの振返り「ゼミの先にある自分」−中山編−】

「ゼミの先にある自分」

こんにちは!
13期のなかやまです。

私もこれまでの13期と同様、牛島ゼミでの2年間を振り返っていきたいと思います。

みんなが書いているように、ゼミで過ごした日々はとっても濃くて、自分でも思っていた以上にブログにまとめるのが難しいです。(笑)
どの活動にもひとつひとつに悔しさだったり、嬉しさだったり、感動だったり、もう一言では書ききれないような感情と思い出が詰まっているからです…。

だから、これから書く事がゼミの全てというわけではもちろんありません。
でも、ゼミ活動が落ち着いた今思うことを、自分なりに書いてみます。

【自分の「好き」を知る】

はるさん1

私は中学生や高校生の時から、自分がやりたいことや夢がよくわからなくて、将来に対して漠然とした不安を感じていました。

そんな私が牛島ゼミに入って、普通のゼミ生活では絶対に会えないであろう人や景色に出会う機会が増えました。
社会を変えようと熱く仕事に打ち込む大人や、障がい者の友達。障がいの有無に関係なく楽しめる空間。無いものは作る、と何でも作ってしまう利賀村の人。満天の星空。新緑が美しい壮大な自然!

ゼミで活動する中で出会った方は、自分の好きなものに真っ直ぐ向き合っている方達ばかりでした。
活躍している分野は違っても、そんな方々とお話をすることで、自分との世界の捉え方の違いを知り、その過程で、自分の中の好きなもの、譲れないものを考えるようになりました。

そこで私は人生で初めてぐらいの勢いで、「自分らしさ」とか、「自分にしかないこだわり」とかいうものがわかってきました。

4年になった今では、漠然としていた自分の中での不安が薄らいでいくのと同時に、将来へのワクワク感や期待感が強まってきたように思います。

周りにどう思われるかではなく、自分がやりたいか、どうしたいかを考え、行動することが大事なんだなあと感じています。

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【自分の現在地を見る】
はるさん2

私は牛島ゼミで、できるようになることよりも、もっと膨大な、できないことにぶつかりました。

ゼミに入った直後は、2年間で成長する!と張り切っていたくせに、入って最初のディベートでは、中々発言できないし、ゼミと両立しようと意気込んでいた塾のアルバイトとの向き合い方もわからない…悩んでばかりの毎日でした。

牛島ゼミで2年間必死にもがいて、私ができるようになったこと。

苦手だったディベートを楽しめるようになったとか、入ゼミ活動を通して人前で自分の想いを語ることを嬉しいと思えるようになったとか、ソーシャルプロジェクトで物事の本質を考える習慣を養ったとか…どれも小さなできるようになったことですが、もっと、できるようになってよかったと思うことがあります。

それは、「できない自分を知り、受け入れること」。
なんだか少しややこしいかもしれませんが…

私は、自分のできることを伸ばすのは大好きなのですが、できないことを知ることが嫌いでした。(今でも好きとは言えません。)

それでも、まずは自分ができないことを知り、今いる場所を見る。それを受け入れて、着実にひとつずつ、できるように努力していく。学生最後の2年間に、牛島ゼミでその姿勢を学べたこと、数々のできないことを知れたことが、これからの自分に生きてくるんじゃないかなと思っています。

自分のできないことに向き合うことで、同時に自分の可能性を知ることにもつながるはずです。

長々と書いてきましたが、牛島ゼミで多くのことを学び、ゼミの先にある自分にワクワクできるようなゼミ生活が送れたのは、ここで出会ったたくさんの尊敬する方がいたからです。

一緒に活動してきた大好きな同期、牛島ゼミにこんな私を迎えてくださった先輩、活動的でいつも刺激をくれる後輩、そして、私にたくさんの学びの場と一生の仲間を与えてくれた牛島先生。

皆さん、本当にお世話になりました。そして、これからもよろしくお願いします。