【13期ゼミの振返り「考えることについて考えてみる」−吉木編−】

考えることについて考えてみる

こんにちは4年のなづきです。
引き続きゼミについて振り返っていきたいと思います。

2年が過ぎるのはあっという間ですね。
もうすぐ私は社会人となるわけで、それなりの準備を進めているのですが、その一つに内定先で自己紹介のための質問シートを書く作業がありました。(牛島ゼミの独自ESを簡単にしたものだと思ってください)

その項目の中に、人生の転換点となった出来事は何ですか?という項目があったのですが、それを見たとき迷うことなく牛島ゼミに入ったことだと思いました。

こう思えるのは今までの人生何も考えないで生きてきたんだなあと感じるほど、考えて考えて考え抜いた2年間だったからです。

私がゼミについて振り返った時に感じたのは、たくさん後悔したなぁということです。
もちろんゼミに入ったことをではないですよ。
ゼミでしてきた数々の選択についてのお話です。

ディベートをすれば、あの時こう言えれば良かったのにと何度も思いましたし、グループワークをすれば、考えが自分本位だったと気づかされたこともありました。ソーシャルプロジェクトでももっと積極的に動いてみれば良かったのかもしれないと。

“失敗は成功のもと”という言葉がありますが、言葉を少し変えて“後悔は成長のもと”というのが、私が牛島ゼミで感じたものの一つでした。

「でしょうね」っていうみなさんの声は聞こえていますよ。
でもこのまま書き続けます。
もっと後悔という言葉を大切に受け止めてほしいからです。

まず後悔をするというのは、失敗したことに気づくということです。
そして大事なことは、後悔するのは、そこに何かしらの思い入れがあったからこそだということです。
後悔したら心のどこかで引きずって思い返しますよね。
後悔や過去を引きずることってマイナスな表現かもしれないですが、そうやって過去の出来事を振り返って、考えるということが結局は明日につながるのです。

ケース&リサーチ、ディベート、三田論、ソーシャルプロジェクト、卒論、入ゼミ…

私はゼミのさまざまな活動を通し、目標のために考えて、だけどたくさん後悔を重ねて、その度に何がいけなかったのか、どうすればよかったのかをぐるぐるぐるぐる考えました。
そして最後には、最初のころよりも着実に成長している自分がいました。
まだまだ未熟なのはもちろんですが、自分でもたまに嬉しくなるくらい以前と変わったなぁと思うときがあるのです。

結局みなさんに何をお伝えしたいのかというと、後悔したなぁと思うことはとても貴重なことで、ゼミ選びについても後悔したって良いと思うんです。

牛島ゼミに入ったら、後悔しないなんて言いきれませんし、言いきりません。
大事なのは、なぜその選択をしたのか、選択後においてこれから自分は何ができるのかをじっくり考えることだと思います。
だからゼミ選考前のこの時期に言えることは、とりあえず今自分の信じた選択をどんどん突き進んでみてください!ということです。

たくさん考えた結果が必ずしも成功につながってはいなくとも、確実に成長にはつながってくるはずです。
その価値を牛島ゼミで学べたことに感謝して、ここで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

吉木