【13期ゼミの振返り「2年前の私と今の私を比べて」−茅田編−】

2年前の私と今の私を比べて

皆様こんにちは。牛島ゼミ4年のかやです。

4年生になるとゼミブログを書くことがないので、久々のブログに緊張しております。
先日たまたま自分が3年生の頃に書いたブログ記事を読んだのですが、当時の私は初めの3行を書くのに5分かかったそうです。

4年生の私はここまで書くのに4分かかりました。
成長しましたね。

「牛島ゼミの2年間を振り返って」。
1年間を振り返るだけでも書きたいことは山ほどあるのに2年間分の振り返りをするのは本当に難しくて、ずーっと何を書こうかなあと頭を悩ませていたもののなかなか書き始めることができず…。

結局ブログの期限ぎりぎりになってしまいました。(言い訳じゃないですよ。)
後輩に怒られないように今は必死こいてパソコンに向き合っています。(アピールじゃないですよ。)

悩んだ末、細かい2年間の活動内容は誰かしらが書いてくれているだろうということで、私は

「2年前の私と今の私」

という視点から書きたいと思います。

2年前、私は3つのゼミの中でどこを受験しようか迷っていました。
2月に牛島ゼミのESが公開された時、手は付け始めたもののまだ心は決まっていませんでした。

そんな私にとって、牛島ゼミを受験しようという決断をした最終的な決め手は「幅広さ」でした。

同じ2年間を過ごすなら、せっかくだから多様な年代や職種の人に会い、多くの経験をし、汎用性のある力を身に付くことが出来た方がお得だなあと。

しかし、正直当時の私はただただ欲張りだっただけで、その幅広い経験、出会い、学びの先に一体何があるのかまで考えていませんでした。
と言うよりも、これまでにそのような経験が無かったので想像することができなかったのだと思います。

それでも、とりあえず多くのことに触れてみるという選択をしたのです。

あの決断からの2年間、本当に色々な物事に触れました。
2年生の私が抱いた期待以上の濃さでした。

ディベートでは他大学生と議論を交わし、プロジェクトでは村のおじさんと草刈をし、講演会では多様な生き方を目の当たりにし。
そのような経験を経た今、私の中には多くの気付きが残りました。

正直、もっと色々なことが「できるようになっている自分」、それが経験の先にある姿だと思っていました。
けれど、実際にあるのは「何かに気付いた自分」の姿でした。

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その中でも私にとって印象的だった気付きが2つあります。
まず、「違和感は辿るべき」ということです。

グループワークをしている時、ディベートでの相手からの反論を受けた時、様々な場面で思わず「んー。」とうなる瞬間が多々ありました。
結局、そのうなりは「何か違うなあー。」という自分の違和感であって、その違和感を抱く時というのは自分なりの意見や考え方がその元にある時なのだと思います。

2年前に牛島ゼミを受ける決断をした時も、私の中には机について2年間を過ごすことに違和感があったからこそだったのではないでしょうか。

そして、もう1つの気付きは「進路はいつでも変えられる」ということです。

言い換えると「ファーストキャリアが全てではない」ということを知ったのです。
この気付きは、卒業後の自分の進路選択にも大きく影響していました。

牛島ゼミに入って、本当に色々な生き方をしている人に出会いました。
大企業を辞めて独立した人、都会から田舎に移住した人、何度も転職を重ねている人。
2年前の私にとっては「進路選択は学生がするもの」という暗黙の常識がありました。
けれど、その方々の考え方に触れる中で、私は「社会人になってからの進路選択」を意識するようになりました。

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私が挙げた2つの気付きというのは、これから社会に出てから気付く機会ももちろんあると思います。
しかし、今の私にとって「学生時代に」この気付きを得られたということが大きな意味合いを持っていることは間違いありません。

「とりあえず幅広い物事に触れたい。」

そう思っていた2年前の私の選択を、我ながら褒めてあげたいと思います。

最後になりましたが、牛島先生をはじめ、同期、先輩、後輩、そしてこの2年間で関わったすべての方々、本当にありがとうございました。

このブログを読んでいくれているであろう2年生の皆さん、ゼミの先輩後輩としてお会いできる日を楽しみにしています!

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