FDPの活動日誌_Vol.9 「6月19日都内高校での ワークショップに参加しました!」

みなさん、こんにちは!
Future Design Project(FDP)のあかねです^^
あっという間に9月ですね!季節の変わり目ですが、風邪にお気をつけて過ごしてくださいね!
実は、6月19日にウィルドア主催の都内の高校一年生へのワークショップに参加してきました。
今回はなんと、牛島ゼミのしおりも一緒に来てくれました!
塾講師をしている経験を生かして、休み時間も生徒達と話すほど打ち解けていましたよ!今後も高校生に接してくれると嬉しいなあと思っています!

今回、私たちが任されたのはサブファシリテーター!
場を進行するメインファシリテーターに対して、生徒のより近い場所から生徒目線で場を支えて行くのがサブファシリテーターの仕事です。

今回のメインファシリテーターの方は、個性を前面に出してグイグイ生徒を引っ張りつつ、タイムマネジメントもしっかりしてくださる方でした。気配り力と生徒への真摯さがすごかったです。現場を通して出会う方々の良いところをどんどん吸収して行きたいなと思います!☺

さて、では当日の様子をご紹介!

全体の流れは以下の通り。

-第一部-
・海賊になるとしたら
・縄文時代にタイムスリップしたあなたの職業は

・自分語りすごろく
・#キーワードをアウトプット、自己表現

-第二部-
・自分の人生におけるこだわりカードゲーム
・私の取扱説明書記入

第一部最初は、
「海賊になるとしたらどんな役割をする?」
「縄文時代にタイムスリップしたら就きたい職業は?」
「すごろくのマス目について自分語りしてみよう!」の三本立てでした!

みなさんは、海賊になるとしたら何の役割をしますか?
選択肢は①航海士②船長③戦闘員④船医の4つです。

「私は動くの好きだから戦闘員かなぁ。」
「〜は頭が良いから医者じゃない?」
「じゃあ私は船長かも!」
などなど、自分や友達はどんな特徴があるのか、互いの意見を交換していて、
普段から、自分はどんな振る舞いをしているのか、どう見られているのかが分かるお題でした!

お次は、縄文時代!
縄文時代なんて、そもそもどんな職業があるんだっけ、と中学生の頃の知識を総動員しながら考えてみましたが、狩や漁しか思いつきませんでした。
そんな私を傍に、

「俺は村の長になる。」
「獣を飼って養殖しようかな。」
など天真爛漫な回答が多数。
思考の柔軟性を見せつけられました。。。

第一部を通して、生徒たちは大盛り上がり!
深く考え込むことなく気軽に取り組めるワークはアイスブレイクに最適です。

特に今回のワークは、これまでにないほど盛り上がりました。

一方で、楽しさがすぎると、考えを深める準備が足りず、メインのワークで深く思考するということが難しくなってきます。ワークに対して、どの程度楽しむ要素を入れ、どの程度真面目に考える要素を入れるのか、調節することの難しさも感じました。

さて、休憩を挟んで第2部に移ります。
今回の第2部のワーク、事前に取り組んでみたのですが、とっても面白い!
そして、とっても考えさせられるワークでした。
なんて素敵なワークを考えるのだろう、、、

どんなワークかというと、

高校生の自分にとって、25歳の自分にとって、40歳の自分にとって、そして60歳の自分にとって、一番大切な要素は何なのかを考えて行きます。
机に置かれた山札の中から5つの要素を選んで行くのですが、「家族」「時間」「お金」「ロック」「天上天下唯我独尊」などなど、多岐にわたる要素が用意されています。

取り組んでみる前は、結構、皆同じ要素が並ぶのではないかと考えていたのですが、実際は全然違いました^^

高校生の自分にとって大切な要素では、やはり「恋」「可愛さ」「友達」などを選ぶ生徒もいれば、「ゆったり」「時間」「健康」という安定思考が現れた要素を選ぶ生徒もいて、一人一人の価値観の違いが可視化でき、生徒同士での会話が活性化していました。
さらに、60歳までを通して、ほとんどの要素が変わる生徒もいれば、1つ2つしか要素が変わらない生徒もいて、今後描く未来に対しても、一人一人理想の未来が全く違うことも浮き彫りになりました。

そして、自分が人生を通して変えなかった要素を見て、自分が生涯大事にしていたいものはこれだったのか、と生徒達自身が驚く結果に、、、!

ワークを行う過程の中では、なぜこれが大切でこれは大切じゃないのか、自分自身の過去を振り返りながら話してくれる生徒もいて、生徒自身が、自分の価値観と価値観の形成過程を振り返ることができたように感じます。

FDPでも機会があればこのワークを扱うWSを開きたいなと思います!

最後に、自分の取扱説明書にワークで出た要素や明日からの目標などを記入して終了です。5月にFDPで扱った取扱説明書とはまた違ったシートになっていて、このような取り入れ方もあるのか!と勉強になりました。

全体を通して、これまで私が参加したワークショップの中で、一番雰囲気が良かったのではないかと思うほど、とても和気藹々としたワークショップでした。そして、高校生の段階で、しっかり一人一人価値観があることを感じました。

今回のワークショップに携わって、生徒に、一度きりでなく継続的に携わることができたらどんなにいいだろうと思いました。FDPが継続的に関わることができる児童養護施設の場ももっと活用できたらと感じています!

以上、都内高校でのワークショップの模様をお伝えしました!^^

毎度、ワークショップに参加させてくださるウィルドアさん、本当に有難うございました!