17期振り返りブログ【なぎさ編】力試しの場(牛ゼミでの2年間で得たもの)

こんにちは。牛ゼミ4年のなぎさです!

せっかくこのような場をいただけたので、新たに牛ゼミの一員となるべくこのブログを読んでいる2年生に、少しでも三田生活が楽しみになるようなお話しができればと思っています。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

さて、突然ですが、
私には、人生を生きる上でのモットーがいくつかあります。

そのうちの一つは、
「経験していないことに関する意見は、あくまで憶測に過ぎない」ということです。私はこれを、「無意識の偏見」だと考えています。

例えば、どんなことに関しても、経験せずに持つ考えは、あくまで憶測・推測の域を出ないのではないでしょうか。実際の経験の後、得るその感情や問題意識が、より高い信憑性を持つ「意見」となると、私は思うのです。

だからこそ、真の「意見」を知るために、可能な限りどのような経験もしたいと思います。

こうして、わたしは「経験大好き人間」になりました。

そんな私は、ゼミを選ぶ上で、牛ゼミの先輩がおっしゃっていた「どんなことでも背伸びして挑戦することが許されるゼミ」という言葉に、強く心を惹かれました。

ここにしかない挑戦が、経験があると、他では感じない胸の高鳴りを感じました。

この直感は間違いではなかったと、今になって改めてそう思います。

このゼミに入って、本当にたくさんの経験をしました。
このゼミに入っていなければ、できなかった経験です。

ゼミは、学生と社会人になる間のこの期間、自分に何ができて何ができないのか。より自分を知る「力試し」の場でした。

毎日毎日学校に集まってディベートの会議をしたり、プロジェクト(トガプロ)のためにクラウドファンディングを立ち上げてみたり、自分たちの活動の宣伝方法を必死になって考えて実行したり、自分たちの活動への協力を呼びかけるため、外部の方々や卒業生の方々と頻繁に連絡を取ったり、卒論のフィールドワーク検証のため、様々な方々にお話を伺ったり。

ここに書ききるには、あまりにも多すぎる経験です。

そのような経験を経て、たくさんの「無意識の偏見」をなくすことができたのが、私にとってこのゼミに入り、得た大きな収穫の一つです。

また、牛ゼミに入って得たものといえば、何と言っても外せないのが「ゼミ生・先生との出会い」です。

私は、心からゼミ員を、先生を尊敬してます。

ものすごく頭のきれる人。どんなタスクでもしっかりとこなす人。どんな時でも揺るがない信念を持った人。どんな状況でも周りを元気付ける人。周りを巻き込んでいろんな挑戦ができる人。

みんな違うけど、みんなすごい。

それが牛ゼミでした。

先生に関しては、きっと私たちとは次元が違うほど頭がいいと、かなわないと感じる場面が多々ありました、、笑

こんなに信頼・尊敬できる人達と毎日のように顔を合わせて、本気でぶつかって、本気で楽しめた2年間は、私の人生の中で、とても重要でかけがえのない瞬間でした。

この仲間に出会えたことが私の大学生活での一番の財産だと、胸を張って言えます。

目が回るような毎日の中で、「ゼミが嫌だ」と感じたことは、本当に一度もありませんでした。

私が大切にしているもう一つのモットーは、
「正解を選択する努力より、選択を正解にする努力を」
というものです。

選択が正解になるかは、自分次第です。

しかし、牛島ゼミには、選択を正解にするための環境があり、仲間がいると私は思います。

このブログを書き進むに連れて、得られた物の大きさを、卒業直前になった今改めて感じ、噛み締めています。

牛島ゼミは、私の青春です。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

(卒業したくないなあ。)