17期振り返りブログ【長谷川編】チャンス見つけて掴め!

こんにちは!
私のブログお読み頂きありがとうございます。牛島ゼミ17期の長谷川です。
2年の時の速さに本当に驚いています!常に何かに夢中で駆け抜けた2年間だったと思います。
さて、2年前を振り返ること2年生のゼミ試前。三田生活はゼミに全力で取り組むことで成長したいという思いを強く抱いていました。
その中の1つの理由として「チームの中で個が生きるような人になりたい」と思い、ディベート、ソーシャルプロジェクトで常にチームで貪欲に作り上げていく牛島ゼミの理念や雰囲気に惹かれ志望しました。


(どきどきわくわく初めてのゼミの日の集合写真)

ディベートで大きくぶつかった壁
ゼミ活動で最初に悩んだのは、ディベートでの「チームへの貢献の方法」でした。
これまでは物事に全力で取り組めば必ず成果が出て、周りからの評価も得ることができると考えていました。勿論、その「やってやるんだ!」という意気込みはどんな活動においても必要なことですが、それだけではうまくいかないということ、いかに自分がチームに貢献できる点を見つけ行動できるかが大切であると学びました。

牛島ゼミの三本柱の1つにディベートがあります。ディベートは肯定、否定に分かれ、それぞれのチームで自分たちが主張したいことの根拠となる資料を見つけ、立論資料等を用い勝つための戦略を立てていきます。
牛島ゼミに入りまず初めにするのがこのディベートです。当初からディベートに対して「とにかくチームに貢献したい。何事にも全力で取り組みたい」という気持ちを持っていました。
しかし、自分の実力が全然追いつかず、頑張りたい思いと裏腹に空回りばかり。どんなにディベート準備に時間を割いてもチームに貢献できているのかと不安でもやもやすることが多くありました。そもそも「貢献」ってどんな行動を指すことなのかもわかりませんでした。


(自分の良さが活かせず苦戦した第2回ディベート)

チームに貢献するとは?
私はゼミを通して「チームへの貢献方法」が少し見えてきたと思います。
「自分の強みを最大限行動に変えること」
チームに対して何もできてないと思う時こそ、とにかく手と足を動かす。例えば、会議中真っ先にホワイトボードを陣取り書記をするとか、役割分担で常に手を挙げてやってみたいと言ってみるとか、分からないことがあれば現地に行って聞いてみるとかとか。。とにかくやってみる!得意だと思ったことでも最初はうまくいきません。しかし、何回もすることでできることも増え、また仲間からも任せてもらえるようになります。まずはできることから挑戦する、やり続けることで自分の得意な所も貢献できる場所も見えてくることがわかりました。


(熱くて、優しくて、個性豊かな三田論メンバーとの活動の中で少しずつ自分の強みを発揮できるように・・・)

「自分の弱みを俯瞰して見ること」
これは、私のディベートでの反省点から学んだことです。ディベートでは闇雲にとにかくがんばりたい気持ちじゃうまくいかないことを痛感しました。当時、目の前のことだけに夢中になって自分の弱みに気づくことが出来ませんでした。自分の弱みは何か? どうすれば克服できるのか? 出来ないこと、足りない点に向き合い、そのために努力することが本当に大切だと思います。貢献には、自分の能力を活かした影響力の大きい貢献だけでなく、影響力が小さくても地道に苦手を克服していく貢献の方法があると学びました。2年間を通して弱み克服! とは言えませんが弱みを自覚し、それに向け努力ができるようになったことは私にとって大きな変化でした。

「自分で積極的にチャンスを作る!」
最後に、ソーシャルプロジェクトについて少しお話します。私は、トガプロに所属していました。トガプロ内で振り返りブログも書いたのでよかったら見てください。
トガプロは、私にとって挑戦の場でした。利賀村に行くこと自体もそうですが、自分たち主体で活動を作り上げていくことが初経験でした。私が心がけてきたことは「自分で積極的にチャンスを作る」ことです。プロジェクトは毎年行う恒常的な活動に加え、自分達で新たに作る活動があってこそ年々進化していくと考えています。なので、「今だ!これやりたい!」と思った時自分で企画を立ち上げることを実行していました。2年生向けワークショップ、利賀村の情報冊子作成等、どれもふとした瞬間にやりたいと思ったことを形にした企画です。実際にやってみると、思うようにいかずメンバーに助けられてばかりでした。でも最後には挑戦したことに対して感謝してくれる人や、喜んでくれる人がいることが本当に嬉しかったです。失敗もあったけれども、そこから学べたこともたくさんあります。ゼミの中でチャンスを自分で作り、トライアンドエラーができたのは良い経験でした。


(利賀村を盛り上げたい!という同じ思いで頑張ってきたトガプロ)

ゼミ生活を振り返って2年生の時に描いた「チームの中で個が生きる人間(=なりたい姿)」に少しでも近づけたのかなと思います。自分の強みや弱みは何か、またチームの中でそれらを生かす方法は何か模索し続けた2年間でした。

2年生に向けてメッセージです。「自分が本当にやりたいこと・なりたい姿があるゼミを選んでほしい」ということです。私はこれまで「自分には困難、だけどやりたい!」と思う道を選択し、等身大の自分より少し背伸びをして生きてきたのかなと思います。自分に負荷をかけすぎて、出来ない自分に絶望したこともありました。しかし、挑戦は苦しさに勝る楽しさがあります。思い描いた自分に近づけた時やチームの一員として達成感を味わった時など。簡単なことばかりではありませんが、2年生には「挑戦できる環境」を自ら選択していってほしいと思います。

最後になりますが、同期、先生、先輩、後輩を初め牛島ゼミの活動においてお世話になったたくさんの方々本当にありがとうございました。